いつからか、短冊なんて書かなくなっていた。
こんにちは、こうちゃんです。
7月7日 七夕
そうです。今年も七夕がやってまいりました。
梅雨の終わりを感じさせ、夏の始まりを実感させるあの七夕です。
七夕といえば、短冊ですよね。
短冊に願い事を書いて、笹の葉につるすアレです。
小学校の頃とかは、学校の行事でやっていましたね。
先生が山から笹を切ってきてくれて、みんなで短冊に願い事を書いてつるす。
｢○○ちゃんと両思いになれますように｣みたいなかわいい願望を書く子もいれば、
｢家族がずっと元気でいられますように｣みたいな真面目なことを書く子もいる。
もちろん僕は｢100万円欲しい｣とか｢PS3欲しい｣とかそんなようなことしか書かない子でしたが。それでも楽しかったのを覚えています。
そういえば父さんが会社帰りに小さな笹を切ってきてくれて、家族で短冊を書いた覚えもあります。本当に小さかった頃の事。
どんな事でも楽しく思えたあの頃。
・・・いつからか、気が付けば短冊なんて書かなくなっていた。
考えてみれば当然のことかもしれません。
大人になりました。
高校も出た年になれば、周りにそういう行事をやる集団もいないでしょうし、
いまさら両親もやりはしないでしょう。もちろん、今でもやっている家庭はあるでしょうけれども。
でも、今年はふと思いました。
たまには、短冊でも書いてみるかあ。
最後に書いたのはいつかわからないけれど、ふと書いてみようと思いました。
しかしまあ、この年になると何を書いていいかも迷うものなんですねえ。
そうそうたくさんの願い事をぶつけても困るだろうし、何か現実的なものをこう・・・
ん、ちょっと待てよ、七夕の願い事ってだれにお願いするんだ？・・
ああ、織姫と彦星か。
と、言うことはベガとアルタイルってわけか。
ならまあ、願い事は2つにしておくか。
ちなみに特殊相対性理論によると光より速い物は無い。
ベガとアルタイルまでの距離はそれぞれ25光年と16光年。
ってことは地球から発した情報がどちらかに届くまでにはそれくらいかかるわけだ。
だから、どちらかの神様が願い事を叶えてくれるのもそれくらい後。
とはいったものの、16年後と25年後に自分が何をしているかなんて想像できるはずもなく。
16年後は35歳。
25年後は44歳。おっさんである。
まぁ、ゆっくり考えるとしよう。
今から16年後が最初のポイントか、一体どうなっているんだろうなあ。
16年か・・長いなぁ・・・
